昨年度、2008年度からの継続事業である「OMOIYARI VILLAGE」の委員長を務めさせていただきました。
この事業は、「青少年のおもいやりの精神を育む」ことをコンセプトに行っております。
「おもいやり」といっても、実際に目に見えるものでないため、相手に届いているのか?を感じ取ることこは難しいです。
そこで、「見える化」を図りました。
中学生が企画運営する屋台を利用していただいたお客様に「おもいやりの種」と称し、裏面にメッセージが記入できるカードを渡し、メッセージを記入していただいたカードと交換で、花びら型の風船を渡し、会場中央のモニュメントに飾り付けていただくというものです。
中学生の「おもいやり」が来場者にしっかり届いたことを満開に咲いた「OMOIYARI フラワー」で確認できました。
この設えで、一番伝えたかったことは、成果があるかどうかわからいことでも、一生懸命にアクションを起こすことをつづけてほしい、そんな願いです。
目に見えることは、わかりやすく、また伝わりやすいです。しかし、人間としてそうではないことの方が多い世の中です。
そんな中、折れることなく、沢山の人と触れ合いながら、一生懸命に歩みを進めていってほしい。
と、強く思いを込めた事業でありました。
先日、この事業に参加してくれた中学生の近況を聞きました。
メンバーの知り合いのお子様で、仕事帰りに親子でいるに偶然会ったということでした。
そして、今年もチャンスがあれば、また参加したいということ、また、学校では、合唱の選抜部隊にも選ばれるくらいに、積極的に行事にも参加していること、塾にもしっかりと通い成績も上がってきていること、そんな報告を受けました。
この報告は、本当にうれしかったです。
そして、「ありがとう」と伝えたいです。
事業に参加したことがきっかけだったのかはわかりません。
そんなことよりも、参加してくれた生徒が、一生懸命に活動をしていることがこころに響きました。
人との出会いが、人を変える。だからこそ、辛いこともあれば、楽しいこともある。
今後も、強い思いを胸にJC運動を発信していきたいとあらためて感じました。
ありがとうを大切に
Big smile for the future! Chigasaki is the big family!
(信澤)